忙しい毎日の中で、自分のペースが乱れてしまうことがよくあります。家事・仕事・子育てが重なると、気がつけば一日があっという間に過ぎていて、「今日、ちゃんと向き合えた時間はあったかな」とふと振り返る瞬間があります。
そんなことを感じていた頃、生活の中でひとつの“気づき”がありました。それは、ゆとりは“余った時間”ではなく、“つくる姿勢”によって生まれるものだ ということです。
朝の5分が、思っているより大きかった
ある日、少しだけ早く起きてみようと思い、いつもより5分だけ前倒しで目覚ましをセットしました。たった5分の差ですが、起きた瞬間の空気がどこか違って、慌ただしさに流される前に深呼吸をする余裕がありました。
その日は、子どもの支度にも声を荒げることがなく、気持ちが急がないだけで、こんなにも会話が穏やかになるんだと驚きました。
朝の5分は、単なる“時間の余り”ではなく、心のゆとりが戻ってくる入口 だったのだと実感しました。
子どもが見せてくれた“気づきの速さ”
もうひとつ印象的な出来事があります。
ある朝、いつものようにバタバタと準備をしていたとき、子どもがじっと私の動きを見て「今日は慌ててるね」と一言。まさかの指摘にドキッとしました。
子どもは、こちらが思っている以上に、大人の空気の変化に敏感です。焦って動けば、子どもの表情にも影響が出るし、こちらがゆったり構えれば、自然とその空気を吸い込んで落ち着いていく。
その日の帰り道、子どもが「今日は朝、ちょっとだけ優しかったよね」と言ってくれました。たった5分早く起きただけなのに、子どもにそう感じてもらえたことが嬉しくて、「やっぱり暮らしのリズムは心に直結しているんだな」と改めて思いました。
家を整えることは、心を整えることに近い
最近は、部屋の一角でもいいので「ひとつだけ整える」時間をつくるようにしています。
例えば、
- 使ったままのコップを片付ける
- 子どものおもちゃ箱をひとつだけ整える
- リビングのクッションを整える
たったそれだけでも、視界がスッと軽くなります。
完璧な片づけではなく、自分のペースに合わせた小さな整え。それを一日のどこかに入れておくだけで、生活に“小さなリセット”が生まれます。
「ちゃんとしなきゃ」と思いすぎないための工夫
忙しいと、「もっとできたはずなのに」と自分に厳しくなりがちです。しかし、子育ての日々は予想外の連続で、自分だけでコントロールできないことも多い。
そこで最近は、“今日これができたらOK”をひとつだけ決める という習慣をつくりました。
- 洗濯物を畳めたらOK
- 子どもにゆっくり話を聞けたらOK
- 寝る前に一杯のお茶を飲めたらOK
小さな“OK”が積み重なると、生活に柔らかい安心感が生まれます。
ゆとりを持つと、見える景色が変わる
不思議なもので、心に余白ができると、見える景色も変わります。
子どもが「今日ね、こんなことがあったんだよ!」と話す顔を、以前より丁寧に見られるようになったり、通勤の道で季節の変化に気づいたり、「ちゃんと息ができているな」と実感できたり。
どれも特別なことではないのに、心が急がなくなっただけで毎日がすこし優しく見えます。
さいごに
生活は毎日くり返しの連続だけど、その中にはたくさんの“気づき”や“救われる瞬間”があります。それを見落とさないためには、完璧さよりも、心の余白 が大切なのだと感じています。
このブログでは、そんな日々の中で見つけた小さな出来事や気づきを、これからもゆるく書いていけたらと思っています。


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